「干し野菜」
読んで字のごとく、「干した野菜」です。
私は昔、自分で干し野菜を作って調理して食べたことがありました。
その時はものすごく美味しかったのを覚えています。
スーパーでよく見かける、ドライなんとかや、干しなんとか、というのは、
作るのがとても大変なイメージがありますが、実際そうではありません。
簡単に言いますと、切って、干しただけです(笑)
今回はその干し野菜について、おすすめの野菜ベスト3をご紹介させていただきたいと思います。
干しネットを使ったおすすめ干し野菜3選
干し野菜にすると、とても美味しく食べられる野菜を発表していきたいと思います。
干し野菜ランキング第 3 位しいたけ
しいたけは言わずもがな、きのこ類で、椎茸からは大変おいしいだしが取ることができます。
そしてその干した椎茸には、旨味がギュッと濃縮されているので煮物に最適なものとなります。
干し野菜ランキング第 2 位大根
大根はその大きさ、見た目、味と、よく知られている野菜であり、たくさんの調理方法があります。
その中でも干した大根、切干大根は特に有名です。
こちらは和え物にしてもいいですし、炒め物など、油料理や和風な料理にとても合います。
干し野菜ランキング第 1 位ごぼう
どうしてごぼうなの?
と思うかもしれませんが、これは私の実体験でもあり、そして特にお勧めする理由となっております。
それは、ごぼうにちょっとひと手間加えますが、ごぼうを包丁やピーラーで「ささがき」し、網や新聞紙に並べて干します。
【ささがきしたごぼう】
そして干したごぼうを煮出してお茶として飲みました。
これは、店頭などで売っているごぼう茶の作り方です。
店頭で販売しているものは、ゴボウ以外にもたくさんの材料が混ざっており、それであの味となっておりますが、
こちらのごぼう茶の作り方は「純100%ごぼうのみ」で作っているため、
市販のものよりデトックス作用がとても高いです。
実際、空腹状態でコップ一杯のごぼう茶を飲んだ時は、飲み始めてから1時間のうちに5回以上はずっとトイレに行ってしまうほどの強い利尿作用でした。
その後、食生活を改善し、食事に合わせてごぼう茶を飲む生活していたら、
1週間で体重が3キロほど痩せているのにはとても驚きました。
このランキングは私個人がお勧めするランキングですので、他にも特筆すべき野菜があるかもしれません。
それを自分で探す、というのもまた干し野菜の楽しみ方ではないでしょうか。
そもそも干しネットで、干し野菜ってどうやって作るの?
干し野菜は読んで字のごとく、一般的なイメージとほとんどずれることはないです。
野菜を薄くスライスします。
それを網やバット、新聞紙の上に並べ、天日干しまたは陰干しで野菜の水分がなくなるまで干します。
天候などによりますが、3日もあれば干す時間としては十分かと思います。
野菜を薄くスライスし干すことによって、野菜本来の旨みがギュッと濃縮され味が濃く感じられます。
上で紹介した3つの野菜以外にも私は、トマトを干して食べてみました。
すると、とても味の濃いトマトになっていたのでこれはパスタに合う!!と確信したことがありました。
最近では、細切りにしたニンジンをこの干しネットで干しました。
煮物で鍋の底に残った煮汁に浸しておいたり、それこそ、煮物として調理したら、人参のうまみが凝縮されていて、もとてもおいしく食べることが出来ました。
干し野菜の注意点
干し野菜を作る時はとても簡単に作ることはできますが、ひとつだけ注意することがあります。
それは干す場所です。
干す場所を、湿気の多いところで置いてしまえば、元々水分の持っている野菜と部屋の湿気が混ざり合って、
おいしい干し野菜ができる前にカビが生えたものができてしまうことがあります。
そうなってしまうと失敗ですので、野菜を干すときは天日干しまたは陰干しでしっかり風通しの良い場所に置いてください。
また、一面のほとんどがファスナーで開くタイプの干しネットを使うと、取り出しも簡単です。
このタイプの干しネットが一番使いやすい!
まとめ
野菜を大量に買った、野菜を大量にもらった場合、保存方法に困る時があるかもしれません。
そんな時は干し野菜がとても重宝します。
野菜の保存方法については後日、別記事でご紹介いたします。
余分な水分を飛ばしている為長期間の保存に適しており、甘みも凝縮されているため、
干した野菜を使った料理が、いつもの料理よりワンランクアップするでしょう。
とても簡単にできる干し野菜ですので、専用の網を購入して、いつでも、どこでも、好きな時に、どんな野菜でも、干し野菜にして、干し野菜生活を楽しんでみてください。